本郷の家
築63年の旧家を、住まい手のライフスタイルに合わせてリノベーション。
119坪の広大な邸宅は、家族3名で暮らすにはあまりに大きく、日々の生活動線に無理が生じていたため一部を中心に改修。
この住まいには、立派な柱や太鼓梁をはじめ肥松の縁甲板や建具、家具などお祖父様がこだわり抜いて作り上げた価値ある意匠が随所に残されていました。
そこで、それらの魅力を損なわないよう、古き良きものを丁寧に温存しつつ現代の暮らしに寄り添う快適性を加えています。
玄関は段差が高く出入りに負担があったため、緩やかなスロープを設け、安全で使いやすい動線へと改善。また昼間でも照明が必要なほど暗かったリビングは光の取り入れ方を見直し、明るい居心地のよい空間へと再生。
さらに、かつて客間として使われていた南側の和室はリビングに隣接させお祖父様が愛した庭を眺めながら季節の移ろいを感じられる豊かな場所となりました。
旧家の価値を継承しながら、今の暮らしに無理なく寄り添う住まいへ。愛猫2匹とともに、穏やかで幸せな新しい日々が始まります。
工事場所:広島県福山市
工事面積:61坪(202㎡)
築年数 :築63年
間取り :13LDK+3S
ご家族 :3名+愛猫2匹
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